みなさん こんにちわ。
さて、寒い日が続きますが、寒いとバッテリーの能力が落ちるっていうのは最近有名になったように思います。
例の立ち往生でEVはどうなんだ?・・的な話題からですが、
EVだけでなく従来のバッテリーも同様に弱くなります。
バッテリーの「不具合」は冬に多くなる傾向があると思いますが、
この寒い時期はより注意しておくのが大事だな・・と思います。
モノにもよりますが、5~6年目あたりが一番トラブルが起こりやすいらしいバッテリー。
3年でダメになるのもあったりしますが、何にしても使い方でドラブルを軽減することはできると思いますので合わせてご紹介。
冬にバッテリーの故障の確率が上がる理由。
それは寒さでパワーが奪われるから。
マイナス10度だと容量の1/3を失うという話があります。
マイナス20度だと半分。
そしてエンジンは低温になると始動に大きなエネルギーが必要になります。
それは金属の膨張収縮、オイルのチキソ性や温度による影響が原因ですが、
マイナス20度でキンキンにエンジンが冷えておれば始動に要する電力は倍必要になるとか。
程度の差はあれど、寒さがいろいろと影響するということですね。
で、寒い時に近距離だけだと充電が完全にならず、より始動に弱くなっていく・・ということですね。
それらを未然に防ぐために何ができるか?・・ですが、それは下記の通り。
・定期的なバッテリーのチェック。
チェック窓で状態を定期確認
・短時間利用を可能な限り少なくする
充電が足りない状態が続く可能性が。
・電気の消費を減らす。※短時間利用の場合
シートヒーターやガラスの熱線など、電気を使う機能を使わないようにする
アイドリングストップも停止させる
・バッテリーの接点を綺麗に保つ。
ターミナルが汚れていてそれが湿気ていると漏電の可能性が。
・定期的な電圧管理
定期的にチェックして通常より低くなっている場合は充電する
・バッテリーを暖かく保つ
冷えないようにサーマルカバーなどを使う
これくらいでしょうか?
ちなみにバッテリーが弱くなった際に出る兆候は・・
・セルが回るのが勢いがない
・エンジンOFF時のヘッドライトやルームライトの光量が少ない
まぁ、ハードディスクの故障の兆候を見つけるような気づきが必要ってことですね。
弱い時にすべきは「充電」です。
30分以上走行すると概ね大丈夫かと。
もちろんアイドリングストップの機能は止めておき、雨や夜じゃないほうがいいですね。
それでも兆候が続く場合はバッテリーの故障を疑うべきでしょう。
その場合、交換するまでの時間を稼ぐ必要が出てきますよね。
方法としてはエンジン始動の際に照明・オーディオ・エアコンをOFFにしておくなど、電力を確保しておくことが大事です。
もし始動失敗した場合、時間を置いてから再度一発勝負をすることになるでしょう。
それでダメなら充電やジャンプさせるしかないですね。
ちなみにバッテリーが大丈夫でもオルタ(充電器)がダメになっている場合があります。
これは季節関係なしですが、見分け方はエンジンがかかってもしばらくしてエンスト‥ですね。
要は発電してないのでエンジンが止まる・・ということです。
※バッテリーがあるうちは走れます。
そんな感じですが、もしバッテリーが上がったらどうするか?・・ですがよね。
・ジャンプスタート
他の車やバッテリーからブースターケーブルで電気をもらいエンジンスタート。
もしくはジャンプスタート機能のあるモバイルバッテリーでスタート。
・マニュアル車なら押しがけ
ニュートラル&サイドブレーキOFFで車を押して転がす。
転がってる際に素早く乗ってクラッチ切って2速にシフトしクラッチを瞬間的に繋ぐ。
するとエンジンが回ってオルタが機能して電力発電してアイドリングします。
・充電
充電器で一晩充電
・サルフェーションの除去
バッテリートラブルの多くはサルフェーション(被伝導性結晶皮膜)が原因が多いです。
これにより機能低下をするということですね。
これはバッテリーが放電する際に硫酸鉛が発生します。
硫酸鉛は充電で電解中に溶け込みますが、放電が多かったりすると結晶化して負極板の表面に
張り付きます。
これをパルスにて除去し再度電解中に溶け込ませます。
その上で充電するとより良い状態で復活します。
なんにしても致命的になる前に健康管理していく・・ということが大事ということですね。
限界はあると思いますが、ケア次第で長持ちするということですね。
で、私が使っているのはこれ
サルフェーション除去ができるのび〜太です。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。