みなさん こんにちわ
さて、フォルクスワーゲンのゴルフ8Rがデビューしましたが、なかなか良さげです。
それがリアのトルクベクタリング。
まぁ、どこかで見たような同じみの制御ですが、ドリフトモードでがっつり外側に駆動を振ることができるようです。
この効果がどんなもんか、普通の人はピンと来ないですよね?
例えばですが、リフトアップして手で片側の駆動輪を回すと、反対側は逆回転します。
このように駆動輪には差動装置(デフ)が付いてます。
これがある理由ってのは曲がるときに外側のタイヤは内側のタイヤよりも長い距離を走ります。
つまり、外側と内側で回転差が出るわけです。
これを上手く回るように回転差を出すのが差動装置の役割。
でもスポーツ走行の場合はこれがネガに出ることも。
コーナーでインリフトしますよね?
外に遠心力がかかるので、内側のタイヤの荷重がなくなるわけです。
この状況だと差動装置により浮いた側に駆動力が全部行って、前に進まなくなるわけです。
これを解消するのがリミテッドスリップデフです。
差動制限とも言えますね。
これがあると浮いた側だけでなく、浮いてない方にも力を振っていくことができます。
その程度はデフの能力によるわけです。
ちなみにSUVなどの悪路走破モードとかでは浮いた側にブレーキをかけて浮いてない側に駆動力を回すという制御が。これはこのデフの動きを逆に利用しているということですね。
で、リミテッドスリップデフのメリットはそういう状況でも前に車を押すことができます。
デメリットは制限する分、デフの機能に影響が出て曲がりづらくなります。
レーシングカートとか乗って曲がり辛いのはそういう意味ですね。
昔は機械式のリミテッドスリップデフを組んでしまうのがパターンでした。
そうなると常時差動を制限するので小回りしたらスムーズでなかったり、
場合によっては大回りになったりします。
あとは「カッカッカ!」と音が出ますね。程度によりますけど。
サーキット組みはガチガチなのにすることが多いですよね。
街中無視なので(笑
その機械式は日常使いには塩梅悪いしメンテ必要なので、一般向けには
効きがマイルドなビスカスカップリング式、
それよりまだ効くトルセン式など普及してましたよね。
機械式クワトロのセンターデフもトルセンでしたよね。
で、時代の変化とともにこれも電子制御のアクティブデフが出てきて、
今ではそういうのが普通になってきましたよね。
で、そのアクディブデフも色々とあるんですが、その一番新しいのがゴルフのこれと言えましょう。
説明はここまで
あとは動画を見てもらうと「へ〜」となるかと。
え?タイヤが減るんじゃ?・・て??
もちろん(笑
ゴリゴリ消しゴムするようなもんなので。
※程度による
うん、遊びで乗って見たいなぁw
ということで、今日はここまで
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。