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ワンイチで気づいた機材の不具合~FD-R8000/R7000/R5801の謎、解明~

さて、予告は無視して機材の話(笑

そうそう、サンキューハザートで変な記事ありましたねぇ
それはそれでごもっともですが、個人的に思うのはしつこくやらなければいいんじゃないの?
あと乱発しないとか・・とか思うんですけどね。
あとゆっくり加速はあかんとか、燃費についてとか、
色んな誤解というか行き過ぎた解釈の訂正みたいなのを感じます。
高速のあおり運転云々も車線を塞ぐのアカン的な論調をみかけることが多くなりましたね。
そういうのは良いと思いますが、T社のハイブリット教の人らはなかなか気づかないんでしょうね。
ほら、電気を作るのに石油運んで焚いて発電してロスしながら送電して保存効率わるいものに入れてるのをエコだ!ってんだからねぇ(以下略
話を戻します。
ワンイチでFDの変速がちょっと渋くなりまして。
渋いというかアウターに上がりにくくなる時があったというか。
原因は簡単。ワイヤーの伸びとか。
でもそれ以外にもしっくり来てない事がありまして。
今回はそれをネタにします。
モデルチェンジしてロングアームを捨てたわけですが、
これには複数の理由が考えられます。

ロングアームは引きはじめが重いのは画像を見てもらうとわかりますね。
レバーに対し90度の角度で引くのが効率いいのがすごい狭い角度で引いてます。
なのでロートリムを出そうとするとテンションをちゃんと張らないとだめです。
いいかげんだとアジャスター目一杯使っちゃう感じ。
で、レバーが長いので動けば軽いんですが、倒れたときに内側に来すぎるんですよね。
ワイドリムや25C/28Cのトレンドがあるのでフレームによってはタイヤに激突するということもあったみたい。
でもってこれだけ長いレバーが後ろからみて左右に動くわけですが、それを支える点はBB部のワイヤーガイドです。
つまりまっすぐでなくワイヤーが左右に動くのでガイドやフレームを削るということですね。
それがある時にドンと構造が変わります。
見た事もない構造に。

見た通りややこしさ満載に。
で・も・ね・
シフターの引き量は変わってません。←ここがミソ。
R8000の前にデュラが変わったわけですが、チェーンホイールのインナーとアウターの距離が広がったと言われてます。
当時情報ではインナーギアが内側に0.4mmほどオフセットされたとか。
いやいや外側にオフセット・・と言う話も聞きますが、実際並べてみてないのでわかりませんが、どっちでもいいですw
でもたぶん内側です。理由はのちほど。
なんしかインナーとアウターの隙間が広がったわけで。
でもシフターの引き量はロングアームと変わってません。
なので5800/6800のシフターで5801/R8000/R7000のFDは問題なく引けます。
ただしR8000/R7000のチェーンホイールにロングアームのFDは使えません。
何故か?
このFDの稼動域が対応してないから。
同じ引き量なのに対応してないわけですよ。
面白いですよねぇ。
じゃあ何がどうやねん・・となりますが、新型はインナー側での可動域が増えてるんですよ。
アウター側への調整はどっちも相当動きますが、
インナー側の全くワイヤーを引かない状態でのガイドの位置は設計で決まりますよね?
ロングアームのその位置、つまりワイヤーつけずにロー側の調整をフリーにした状態でのガイドの位置が新型FDよりもアウター側ということです。
・・というのが以前の見解。
でも引き量同じなんですよ。
クロモリのFC-5800+FD-5801はほんとに快調です。
なーんの問題もなく。スルッスルに動きます。
R8000のほうも似たような動きですが、ちょっとしっくりこないことがあります。
それはトリム位置でのギアの擦れ。
で、今回ワンイチ後にチェックしたらなんでそうなのかわかりました。
さっきから引き量は同じと書きました。
で、R8000は0.4mmほどインナーとアウターが広がってるとも書きました。
5800は快調です。
R8000はしっくり来ないことがあります。
つまり、5800など従来のチェーンホイールに対しては必要な稼動域以上に「調整幅がある」ってことかと。
なので余裕のあるチューニングができるように思います。
で、R8000チェーンホイールの場合はその逆で稼動域が広がったのに引き量は変わらないSTIで引く訳です。
で、それはインナー/アウターが従来比で広いんです。
で、5801と同じチューニングでもしっくり来ないときがあります。
つまりギア間が広がったので引き量同じだと調整幅が狭くなるということですね。
感覚的には引き量の上限下限ギリギリのところで丁度良い感じになってて、引ききった+αをHI 側のボルトで足してるような印象です。
もっと簡単に書くと0.4mm広がってるので上下とも0.2mm余裕がなくなった感じと言いましょうか。
チューニングは襷がけを無視すればすんなり完了しますが、
アウターローやインナートップで両方トリムでそれなりの状態にするには
針の穴を通すような感覚でのチューニングになるような気が(笑
あ、シマノのマニュアル通りのやり方の場合です。
どっちかを割り切れば簡単なんですけどねぇ
r>
そんな感じで改めてその違いを認識。
ということで、やっぱ引き量変えたSTIあったほうがええんじゃね?


予想ですが次のモデルチェンジで変わると思いますよ。
ほら、リア12速もやっちゃうかもしれませんし。
ちなみにシマノはフロントダブルを捨てるとは一切思いません。
という自転車やら無い人にはなんのこっちゃわからん話でしたw


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