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サドル沼 ~角度とポジションとち◯ち◯と~ (2)

【サドルメーカーの意図って?(続き)】

さて、続きです。

※これらは私の勝手な解釈なので「正解」ではないかもね?ほら、素人だし(笑

サドル色々あっても共通なのはそのレール。
このようなレールが付いてるのがほとんどですね。
まぁ、中には独自規格もありますが。
で、このレールの形状も色々あるんですよね。
シートピラーのやぐらにレールを取付けますが、その取付けれる部分の長さがあるのとないのと。
画像のは、まだあるほうですね。
で、基本的にやぐらが付く部分が長いものが多いと思います。
どうでないと前後位置を調整しにくいので。
で、レールの形状ってのは・・
イメージ 1

こうなってますよね?
前後末端は樹脂部分に刺さってたりするんですよ。
普通に考えてこのレールに荷重がかかるときの適正な角度ってのは
やはり画像にあるような「レールが水平」だと思うんです。
サドル真ん中に人が乗ってたわむ訳ですよね?
で、たわむのは前後の刺さってる部分が支点になる訳で。
なんだったら、たわんで凹む分、レールは前後の支点部分が中央寄りに変形してるのかもしれません。
斜めのところと水平ところのレールは真下にかかる力の程度でしなるわけですが、
これらが適正に機能するのってレールが水平の状態だと思うんですよね
これが斜めになると前後のいずれかにその荷重が極端にかかって
サドルのサスペンション機能が低減すると思うんです。
またその負荷がかかる部分は破損などの確立もあがるわけで。
そんな感じで、「基本的にこのレールって基本的人は水平がデフォじゃないの?」・・という感情が芽生えました(笑
でもそうなるとサドルは斜めじゃん!・・となります。
でもそのサドルはたわむわけですよね?
で、確認してみたわけです。
ぐいっとな!
イメージ 2

するとどうでしょう?!
なんとサドルの前半部分が水平になってるじゃないですか!!!!!!!
てことはですよ?
人が座ってたわむ前提でこれ作られてないかい?・・と思う訳ですよ。
後端が跳ね上がってるのはおけつにフィットするわけで。
で、これに気づいたきっかけがあるんですが・・
イメージ 3

これ。
例のカーボンサドル(笑)ですが、後ろが跳ね上がってますよね?
これで従来とおりの水平出すとおかしいことになるんですよ。
で、色んな資料をあさって元ネタになったサドルも見たりして確認したんです。
すると多くはこの画像の角度、即ちレールが水平・・での取付が多かったわけで。
あ、カーボンサドルは硬いので変形がほぼありません。
なので普通のサドルの「座った状態=変形した形」で固定が必要です。
てことはですよ?
サドルの全長に定規を乗せて水平を取る・・てのは間違いなんぢゃ?・・と思う訳で。
乗った状態、サドルがたわんだ状態で合わせるのが正?・・となるわけです。
わたしのカーボンサドルも・・
イメージ 4

これじゃないと違和感満載。
これで定規乗せてみると-3度。
真ん中より先端に向けての平坦は0度です。
そもそもフルカーボンなので下手に斜めにしてカーボンレールの一部に疲労蓄積するのも嫌なので、この取付け角度ってのも必然に近いんだと思うんですが。
で、普通のサドルをその考えて付けたのがこちら
イメージ 5

-3度で付けたサドルです。 レールは水平。
これで実験してみました。
正直言いますとカスイチやったときに70kmくらいでち◯ち◯の感覚がなくなったんですよ。
気分は女の子なんて言ってる場合じゃありません(笑
これはちょっとまずいなぁ・・と感じた訳で。
皇居周回とか都内だと信号休憩などが入るのでそこまで極端に出なかったのが、
信号なしのロングランでは顕著に出た・・ということですね。
これらとカーボンサドル購入が見直すきっかけになったわけですね。
で、マイナス3度ですが感覚的には前側が無くなったのでスッキリ感が増しました。
まぁ、不安定感が増した・・という言い方でもいいかも?・・です。
でもあきらかにち◯ち◯に対する圧迫は軽減。
いたって快適です。
足もグングン回ります。
サドル上げたくなるくらい。
そしてその後落車したわけです(笑)
その後の折り返しでも難なく走りきりましたが、身体は痛くてもおまたは痛くなく。
そんな感じで良好でした。
基本ままちゃりみたいにどっしり座る場合、水平以外だとずり落ちたりしますよね?
それは体重がサドルに多くかかっているのでおしりの座りに意識がいくからだと思うんです。
でもロードバイクの場合はサドルにどっしり座る事は少なく、足が回ることを重視します。
また前のめりで加速してその加速度もママチャリとは違うので一見前下がりでも大丈夫ってことなんでしょうね。
そんな感じで、実はサドルメーカーはそういう風に設計してんぢゃないの?・・と思った訳です。
もちろんレールが水平じゃないだろうと思われるメーカーもあります。
でもそれってのは・・
イメージ 6

レールの形からして違うんですよね。
これはこれで何かしらの設計思想があるんでしょう。
で、このメーカーの取説には・・
イメージ 7

この通り全長で角度を測ってるのではなく、真ん中平坦部で測ってるんですよ。
後ろの跳ね上げは出っ張ってます。
てことはですよ?
やっぱりそのあたりで角度を決めるのが正だと感じる訳で。
色んなきっかけがあったので色々と気づきがありましたが、
各社色んな設計思想で作ってるんですねぇ
でもこれらで行き着いた答えですが、
サドル全長に定規当てて水平が正しいとは言えない
・・ということでしょう。
今日はここまで
つづく


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