さて、書こう書こうと思ってたことを書きましょう。
サドルのお話です。
尚、これらは私の勝手な解釈なので「正解」ではないかもね？
ほら、素人だし（笑
でもってこれ書かなかったのはまだ実験中ということもあって・・
まぁ、正解はたぶん出ないんですよ。
で、一気に書いたらごっちゃごちゃになる気がするので
分けて書いていきたいと思います。
【サドルは水平】
「サドルに定規を乗せて０度（水平）」が一般的に言われているサドルの角度。
つまり、「きっちりタイヤが組まれてて空気圧も適正な状態」で水平が出ている地面に置き、サドルの角度を出す必要があります。
なので、タイヤが摩耗すれば角度も変わってしまいます。
これがホントに正しいのでしょうか？
はい 拡大。
このサドルはセライタリアのSLです。
これ見ると真ん中に隙間がありますよね？
つまり、すり鉢状になってるわけです。
これに体重がかかるとどうなると思います？
余程硬く無い限り、たわみますよね？
するとすり鉢状態も深くなるんですよね。
前後の支点の位置が違うのでたわみ方も変わるんですが、
おけつが乗る位置などを考えるとGIOSマークあたりに荷重がかかるはず。
で、たわむんですよ。
Before After です。
※都合、下の画像は反転してます。
この通り、手でグッと押してもこれくらい深くなります。
つまりこの深くなった部分に「おまた」が乗るわけですが、
前の部分は傾斜が強くなります。
さらにこれで前傾するわけですよ。
骨盤立ててもおじぎ乗りでも結果前「おまた」前部に荷重が掛かる訳です。
つまり、より圧迫されるわけで。
単純にその圧迫をなくしてやれば「おまた」に対する圧も減るということになります。
これが「サドルを水平にしたとき」の前提になると思います。
よく穴あきサドルで圧迫しなくなったってのは、その部分が物理的に当たらなくなったから・・・となるんでしょうねぇ
【ロードバイクにおけるサドルの役目】
で、ロードバイクってのはスポーツです。
楽に遠くまで・・が軽さやメカの結果、実現しやすいですが基本はスポーツ。
なのでそれに向いたポジションとなるわけですね。
なのでサドルにどっしり座る・・てのは基本無いはずです。
少し前に書きましたがドロップハンドルを異常に高い位置に付けて下ハンが上ハンの位置にあるロードとか、STIをかち上げて殺人兵器にしてる人らがいますが、
それらはロードバイク（風）にままちゃりの快適性を求めてるわけですよ。
クロスバイクのほうがいいんじゃ？・・と思いますけどね。
で、話を戻してロードバイクは3点支持です。
サドルとハンドルとペダルと
良く言われるのはサドル２ ハンドル２ ペダル６でしょうか？
個人的にはサドル2 ハンドル1 ペダル７ですがあくまでも理想でそんなの続く訳無く。
ままちゃりはサドル7 ハンドル１ ペダル２くらいでしょうかね？
そんな感じでままちゃりと比べると全く乗り方の違う乗り物です。
つまり、ロードバイクのサドルってのは「支え」の意味が大きいと言えましょう。
もちろん休憩で「座る」こともあるわけですが、
真面目に走るほど、サドルは「支え」になるはずです。
その「支えの程度」でサドルに対する要求は変わると思いますが、
基本的な考え方はそれでよいかと
【おしりが痛いのはサドルのせい？】
ええ、サドルのせいです。
そして座ってるかたの色んな意味の鍛練不足です。
それも程度の問題。
考えてみてください。
あの面積が小さいサドルをおけつに荷重分、ゴリゴリ押し付けてるようなもんですから。
よくあるクッションの無い木の椅子に１時間程度座るとおけつは痛くなりますよね？
逆にふわっふわのソファーに身体を預けて１時間ならなんてことないでしょう。
でもそのソファーで効率良く足を回せます？
多分、無理でしょう。
木の椅子のほうが回るはず。
そんな感じで何かを立てれば何かが・・になるわけで。
ロードバイクはその狭いサドルに股がって、しかもペダルを回してる訳です。
そりゃグリグリしてりゃ痛くもなりますよ。
これの対策ですけどね
一番いいのは座らないことです。
ずーっと中腰やダンシングでペダリング（笑
それだとおけつは痛くなりません。
え？ 無理？（笑
ですよね
なので「程度」の問題なんでしょう。
ロードバイクに慣れてきてそれが軽減される場合があります
慣れた？鍛えられた？けつ硬くなった？ポジションよくなった？
全てですね。
乗り込んで行くと自分も総合的に変わって行くということですね。
