自転車

ホイールの玉あたり調整【自転車】

そんなこんなで自転車ライフを満喫しており、

暑いので洗車もしないというぐうたらぶりを発揮しておりますGWです。
でも夜は時間があるので色々するわけですね。
チェーンを洗ってみたり、掃除をしてみたり・・
で、久しぶりに玉あたり調整をしました。
どちらかというと以前に行った作業の確認って感じですけどね。
イメージ 1

この図でいうと3番にある玉押しの締め付けを調整して
ガタが出てない状態で且つ回転がよい位置でロックするという作業ですね。
もちろんバラしてベアリングなども洗浄してグリスは入れ替えです。
ちなみに工具はハブコンレンチ=薄いスパナが必要です。
わたしは・・
あと一般に売られてる薄型スパナ。
で、最初疑問に思ってた事があって、それは玉押しをどの程度締めるか?・・ですね。
一般的にはごりごりしすぎない云々ありますけど、
なんとなくこれだ・・ていう位置がわかったので忘備録で書いときます。
で、前程として
イメージ 2

見ての通り左右対称。

片側を外すとシャフトごと抜けるんですけど、
シャフトについたロックナットと玉押しはそのままで分解不要です。
で、片側の調整をすれば必然的に両方の玉押しの調整が終わるってことですね。
で、上にあるとおり分解、7番のシールを細い棒やマイナスドライバーで起こして抜きます。
で、玉を全部ぬいて洗浄、受け皿側も洗浄。
これは正直厳密に洗わなくてもウエスで拭き取りでいいとも思います。
で、左右終わったらリチウムグリスとかを受け皿にいれてベアリングを置く。
そしてグリスをベアリング上に盛ってシールで蓋。
シールの両面にもグリスを塗っておきます。
これを左右してからシャフト&玉押しを差し込みます。
で、反対側に出たシャフトに玉押しを入れていきます。
で、その際にどれほど締め込むか・・が悩みどころなんですよね。
でも基本は簡単。
ガタが出ない0タッチです。
この部分って体重・車体重量・重力・加重がかかる回転体なんですよね。
なので下手にガタがあるようでは結果ベアリングが暴れて虫食いなどが起きます。
まぁそもそも0タッチでも加重がかかるとわからないレベルの偏りも出るんですよね。
で、それを防ぐのは完全には無理ですが、気持ちもう少し締めてやるとマシになるってのは間違いないですよね。
そんな感じなのでガタ0にしてから緩めるってのはまずいと思ってます。
話は戻って手締めで0タッチにして回転を確認すると恐らくゴロゴロします。
でもそれより緩めるとゴリゴリ感はなくなりヌルヌルしますが、これはガタがある=緩いからですよね。
油膜がミクロン単位であるとはいえ、そのミクロン単位を手の感触で調整できるわけではないので、個人的には0タッチより緩めるのは好きじゃないです。
そもそも手締めでも完全に0タッチになってるわけでないわけで。
その油膜がそもそもあるので(笑
で、雰囲気0タッチにして回してわかるのは中のベアリング同士が当たって出る音。
カチ・・カチ・・と音がなります。
それだけグリスがあってもカチカチいうんですよね。
結果、クリアランスがおっきいってことですよね。
・・というわけで、このカチカチがならないようにちょっと締め上げます。
角度でいうと3~5度前後って感じですかね?
というわけで・・
【わたし流玉押し調整】
1)まずは手締めで0タッチ
2)回転確認、ベアリングのカチカチ音がしないか確認
3)ベアリングカチカチ音がするなら数度増し締め。
その位置でロックします。
・・がそのロックが曲者です(笑
イメージ 3

構造上、片側だけで締めるとシャフトも回るんです(苦笑
まぁ、それも当たり前ですよね。
でもシャフトが回るってことは、玉あたりも変わるんです。
もう、どうしろと(笑
で、一番いいのはだれかしらに手伝ってもらって反対側をレンチで固定。
で、その状態を保持して玉押しをレンチで固定、ロックナットを締める・・て感じですね。
で、確認して回転する雰囲気が上にある状態なら良し・・とか。
この締める時に玉押しが締まってしまうケースは非常に多いと思います。
なのでほんと経験を積んで落としどころを見つけるしかないですよね。
で、一人でやるにはどうしたらいいか・・
とりあえず3本レンチを用意して1本反対にかけます。
このレンチを落ちない角度で差し込んでおきます。
で、玉押しとロックナットにレンチをかけてロックナットを締めます。
その時に反対にかけたレンチの動きを見て
一緒に動いているのであれば動いた分だけ玉押しを締るor緩めます。
で、ロック後に回転確認。
ある程度このやり方で上の感覚に近くなってるので、
もし回して重く感じるのであれば反対側のレンチをもって5度ほど玉受けのレンチを緩めるほうに力技で緩めます。
もしゆるくいのであればベアリングのカチカチ音がなりますので、
この場合は反対側のレンチをもってロックナットを5度ほど締め込みます。
いずれも供回りしますので多少の調整はそのほうが無難かなぁ・・と。
まぁ、そんな感じでですが構造を理解して考えながらやるとどうにかなりますよ。
もしなにも考えないで片側だけで締めてるのであれば揺るすぎor締めすぎのいずれかになってるとおもいます。
参考まで~
ちなみに3ヶ月前にやった玉押し調整ですが、特に問題はなさそうでした。
グリスも全然問題無し。
この時の当たりも上に書いたレベルです。
しっかしまぁ、よくやってるなぁ・・と我ながら思います。
では。


Follow me!

-自転車
-

PAGE TOP