自動車

珍しいタイプのリコール 〜はっきり言うと、アカンやつ〜

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みなさん こんにちわ

さて、形あるもの皆壊れる・・と言いますが、こと命が関わることもあるので、世の製造物にはリコール制度があります。

自動車にももちろんあり、定義としては「設計・製造過程に問題があったために、自動車メーカーが自らの判断により、国土交通大臣に事前届出を行った上で回収・修理を行い、事故・トラブルを未然に防止する制度」となってます。

 

「自動車メーカーが自らの判断により」と言う点がミソですよね。

つまり、その事実があり、それらの改善を行う必要があるにも関わらず届出を出さないと、最悪リコール隠しとなります。

 

どういうことか?

簡単に言うと、事故で人の命が絡んで且つ、その問題点が見える形になった際に、それらの問題点を把握していたのにリコールしていなかったらリコール隠しとなり事件となります。

 

つまり、適正な期間・適度ないいわけ・・の前提であれば「ただいま調査中だったんですよ(テヘペロ)」とも言えるので、即時対応!・・ではありません。

 

 

 

 

 

過去にわたしが経験したことですが、販売から7年程度経過してからのリコールに遭遇しました。

D-4エンジンの有名なやつですが、帰阪の際に義父の車のエンジンが絶不調になったことを聞いたんです。

わたしが帰阪してから聞いてみよう・・とだましだまし乗っていたみたいです。

 

とりあえずディーラーだな・・と思い、リコールを知らないままディーラーに行って見てもらったんです。

すると、普通に修理と言われました(苦笑

 

で、その時は

・スロットル清掃

・エアクリ清掃

・プラグ清掃

 

ここでスラッジの異常堆積に気づくわけで。

 

で、

・シリンダーにインジェクタークリーナー投入→プラグケーブルは入れずに電源確保しておいてクランキング長時間。

・燃料タンクに燃料添加剤投入→エンジン始動しニュートラルで高回転保持でスラッジ排出

 

これでそれなりにアイドリングして普通に走れるようになりました。

 

この車、わたしの当時の車(ベンツBクラス)と入れ替えで東京まで走らせる予定だったので、

帰ってそれはキツイ冗談だなぁ・・と思ったんですが、どうにかなったので予定とおり東京まで自走。

 

すると東京に着く頃には完全に復活してました(笑

結構回しましたけどね。

 

 

で、その帰京数日後にその車はわたしの車購入の下取りでドナドナ。

 

 

その後、調べて「その事象」でリコールが出ていたことを発見したわけで。

 

「あの野郎、気づかなかったのか??」となったわけです(笑

 

それほど後の発表なら該当車両も少なくなっていることも多く、そもそもそのようなリコールがユーザーに届かないケースもあるので放置が多いですよね。当時は5年以上乗るのは割と珍しいかったですし。

 

それ以前から煤で壊れると話題になってましたそのエンジン、当時はネット社会が始まったレベルだったので、それほど話題にもなりませんでしたが、結果的にこの「遅れ倒してきたリコール」はメーカーが引っ張り倒して出したやつなんだろうなぁ・・と肌で感じた次第です。

 

 

 

その点を考えたら、輸入車のほうが厳格に対応されているように感じるなぁ・・と思うわけで、結果「輸入車は故障が多い」と思われるのかな?・・とも思ったり。

 

 

そんな国産車のリコールで「あかんやつ」がありました。

 

 

これです。

 

 

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問題はこれの(2)のほう。

 

 

不具合箇所:ボディ

 

状況:エンジンルーム内のショックアブソーバ取付部付近のボデーにおいて、溶接設 備の設定が不適切なため、当該部位に溶接が行われていないものがある。その ため、そのままの状態で使用を続けると亀裂が生じ、最悪の場合、走行安定性 を損なうおそれがある。

 

 改善措置の内容: 全車両、ショックアブソーバ取付部付近の溶接有無を点検し、ない場合は溶接 する。また、当該部位に損傷が認められた場合は、補修を行う。

 

 

 

その場所はこれ。

 

 

 

これ、割と酷い内容なんですよね。

ボディの溶接って、もろに強度に影響が出ます。

 

この書き方であれば問題なくスポット溶接できているものもあると思うんですが、弱い状態で付いていて衝撃で剥離するものもあると思われ。

 

そして溶接されていないとすると、サスの上下に動きでこれらに力がかかり、最終的に破断する可能性が。

 

これは走行安定性云々言うてるレベルでないんですよね。

 

 

この車体側骨格のリコールで錆止め云々であればまだいいですが、このリコールは「走ってたら車が折れました」な話と同義なので笑えません。

一番このようなことが起きたらあかん箇所ということです。

エンジン壊れてもどうにかできますが、車体が折れたらどうしようもなくなりますからね。

ええ、極論です。

 

 

 

これが2020年4月末からのモデルで起きているわけで、約2年間メーカー側はこの製造設備側の問題に気づかなかったということなんですね。

 

もちろん今はそれに対応できたのでリコールを出した・・と言えますが、そこまでメーカーは気づいてなかったということです。

 

つまり、チェックが働いてないわけで。

 

 

これ、要修理となった時面倒ですよね。

 

走行が多ければ金属疲労もありますし、下手するとねじれが出てるかもしれません。

 

 

 

そしてそのレベルになってたら、挙動に出てると思うんですよね。

特に荷をかけたターンインの際に。

 

 

 

 

まぁ、幸いにも不具合件数は0とのことなので、そこまでおおごとにはなっていないと思うんですが、

せめてリコールは部品交換レベルであってほしいものです。

 

 

これにカムリ系が含まれていないのはラッキーでしたね。

ラインが製造台数的に別なんでしょうね。

 

 

ということで、そういう見方もあるということで。

 

 

 

今日はここまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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