みなさん こんにちわ。
さて、ニュースでトヨタ系列の不正車検について話題になっていますので、皆様もご存知でしょう。
ことの発端となったレクサス高輪はトヨタ直系ディーラー。
…なのでメディアの扱いも「今までの不正車検」とは違っているわけで。
ハイブランド且つ直系ですからねぇ
そしてこれを販売店の問題として片付けれないのは、直系という以外にもあります。
そもそも45分車検のいきさつは「「豊田章男社長が業務改善のメンバーだったとき、販売店のサービスの現場を見て、お客様からお預かりしたたくさんのクルマが並んでいることに対して、これをもっと楽に、そしてお客様のために早く届けられないかを改善メンバーと現場の人と一緒に原因を追及。さまざまな状態のクルマがあるなかで標準作業を作り上げていき、結果、ある条件が整った場合に例えば60分でできた、というのが始まり。」と国内販売事業本部 部長が話している通り、この短時間車検のきっかけが現社長が旗を振ったから・・と言えましょう。
これらの行為の裏付けは高年式であれば問題は少ないはずなので（略）といったような考えもあると思いますが、
自動車の使われ方は人それぞれなので高年式でも問題が起きることがあります。
それを定期的に篩にかけ問題を正し、運行上でのリスクを減らす目的にあるのが車検です。
この「改善」、直系でない販売店でも「行なっている理由」は言わずもがな。
となれば、それを指示したメーカーも問題に。
結果、トヨタ自動車の国内販売事業本部長が記者会見をするに至っています。
国交省は29日、トヨタに対し、豊田章男社長宛ての文書で再発防止の徹底を要請する行政指導を行っています。
これはこの問題が販売店だけの問題でもないという証明でもあるわけです。
ことの発端のレクサス高輪に対しては民間車検場の指定を取り消す処分が。
これについても当初、「停止」レベルになるんじゃないの？・・という噂がありましたが、
きっちり処分が出たのはそれだけ販売店に遵法意識が低かったということが問題だったから・・でしょう。
法治国家ですからね。一応。
これに対し「車検は時代遅れ」という言葉も見受けられますが、それは論点のすりかえ。
先にも書きましたが、それがあるので道路上でのトラブルが軽減されているのは事実。
みなさんが思う車検の問題点はおそらく「価格」でしょう。
そしてその車検費用の多くが税金です。
仮にその税金がなければどうでしょう？
保険として考えた場合、大したコストではないはずです。
なので税金の文句を言うのであればいいんですが、車検は不要ってのは乱暴すぎてダメですよね。
こと、日本は自動車を乗っているだけの人が多く、タイヤ交換（=テンパータイヤへの交換）すらできない人も多いわけで。
そもそもみなさん、運行前点検/日常点検ってやってます？
そういうことです。
それをなくすということは、道路上でのリスクが跳ね上がるということです。
そしてトヨタは日本を代表する企業。
であれば法律は守らないと模範になりませんよね。
これの背景には人手不足が言われています。
であるならば、今の人員を確保しつつ、BEV化を進めるべきなんですよ。
それならば普及とともに整備も回るようになります。
まず、そもそも人員確保できていない理由は？
・作業時間に対しての人区不足
・その作業に対してかけれるコスト
これがバランスを欠いているんですよね。
結果的に人手不足で薄給で・・となるわけですが、
この労働条件を飛躍的にあげれるわけがないじゃないですか？
そして整備士不足は慢性化しているわけです。
となればどうするか？
そもそもの工数を減らしてやる必要がありますよね？
そこで部品点数の少ないBEV！・・となるわけです。
オイルの漏れはほぼ皆無。
排ガス検査や排気もれや音量確認も不要。
それだけで数項目減らしますし、おまけに構成部品が少ないので故障レートも下がります。
法定点検でも効果がありますよね。
クラッチやトランスファー、点火装置系やエンジンの状態、
オイル漏れや排気関連のチェックも不要です。
これがFCEVだと項目がどっと増えます。
この目線からでもFCEVが現状に合わないともいえるわけで。
まぁ、適当に乱暴に書いてますが、あながち間違ってはいないと思いますよ。
ほんとに内燃機やハイブリット、FCEVをやりたいなら、
それらがきっちり対応できるのが前提でないといけないわけで。
それが出来てないのであれば構造改革も必要では？・・と感じます。
ぶっちゃけ、雇用がなくなる・・という前にその点は人手不足。
それ以前にきっちり雇用すればいいのに・・とも思ってしまう今回の件。
結局「お金」の問題となるわけですが、どうなるんでしょうね？
そしていろんなところに出ている社長。
でも”国交省から豊田章男社長あてに行政指導"があっても会見せず・・です。
個人情報の不適切な取り扱いについてもですよね。
あとBEV関連にも（笑
ぶっちゃけ出過ぎな分、その部分に違和感を感じますよね。
AからB地点へ移動するモビリティを得意とするトヨタ。
であるならば移動に対しての安全確認はとっても大事であると思いますが。
今後どのように対応していくか、見どころかもしれません。
ちなみにレクサス高輪は民間車検場の指定を取り消す処分がされています。
今後、ここでの車検はどうなるか？・・ですが、15分で着く東京運輸支局で出すのではなく、
外注や付近の系列会社に依頼すると思われます。
そして検査員4名が解任されたとありますが、この４名がどういう行動を取るのか？
ちょっと興味があったりします。
ほら、会社の指示でやっていたなら訴訟でも起きそうですよね？
そしてこの問題が今後どのようになっていくのか？
他のメーカーでも出てくるのか？
何かと心配な話題です。
今日はここまで。
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