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「パリ協定」と自動車の電動化 〜ユーロでは”2030年にCO2排出量60g/kmが目標”〜

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みなさん こんにちわ

さて、世は電動化時代、電動王に(略

 

さて、今日は何故電動化なのか?・・について根本的な部分についてのおさらいです。

 

 

この電動化の背景はCO2排出量が一番クローズアップされますよね?

CO2といえば温暖化です。

 

この地球温暖化の対策をしようということなんです。

これが企業ごとで行われているのでなく、大きい枠としては協定が結ばれています。

 

 

それは「パリ協定」ですね。

 

ざっくり説明すると、2015年に開催されたCOP21で採択され、2016年11月4日に発効された気候変動問題に関する国際的な枠組みです。

 

これのポイントは、発展途上国も含むすべての主要排出国が対象になっていること。

つまり中国やインドなどの新興国も対象です。

 

以前の京都議定書では、先進国のみが対象だったので、今回の取り組みは世界レベルになっているということです。

 

 

 

世界共通の長期目標については‥

 

・世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち1.5℃に抑える努力をする

・できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には「温室効果ガス排出量」と「森林などによる吸収量」のバランスをとる

 

これらが決められました。

 

 

その後の2018年12月の国際会議COP24ではパリ協定を実施するためのルールが作られ、それは100ページを超えるものに。

これで運用ルールが決まって2020年からパリ協定が実施されています。

 

 

 

2020年から一気に海外で電動化などが加速したのはパリ協定が実施されたから‥と言ってもいいでしょう。

 

 

 

自動車関連ですが、ヨーロッパ各国では、2025〜2040年に内燃機関自動車(ガソリン車/ディーゼル車)の販売を禁止し、電動車(プラグインカー)の販売に限定する方針を打ち出しています。

 

この流れは中国やインドでも同様です。

 

 

そしてEUは2030年の自動車のCO2排出量を21年比で37.5%減とする規制案をまとめています。

これは新車販売台数1/3程度をBEVに置き換える必要があると予測されてもいるわけで、

それらの流れで電動化がガンガンに進んでいるということです。

 

 

 

こと日本ではこの大前提が忘れられている・・というより周知されていませんよね。

 

日本政府のカーボンニュートラルの大前提もパリ協定ですが、それに触れずいろんな批評が繰り返されています。

 

 

 

その結果、ヨーロッパではプラグインカーの需要が増大中です。

ディーゼルもガソリンもまだ販売継続中ですが、その傾向が出ているということは、

それだけ環境意識が高いのか、それとも合理的なのか・・と思うわけです。

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アメリカでも大統領がバイデン氏に代わり、パリ協定にも復帰することになりました。

合わせたように既存メーカーや新興メーカーからBEVが販売されたりしていっており、

トランプ大統領のそれら関係なくメーカーは備えていたということになります。

 

 

インドでも充電インフラの強化が始まってたりも。

 

つまり、これらが世界のメインストリームとなっています。

 

 

 

 

環境問題、CO2問題の是非や疑惑はあるにせよ、間違いなく言えるのは

 

・各国の再エネ比率が上昇→エネルギー自給率向上。それによるパワーバランスの変化

・大気汚染の減少。光化学スモッグも過去のものに

・電動化による自動車の高効率化

・電動化による自動運転化の加速

・発電所でのCO2回収

 

これらはより進むということになります。

 

 

 

 

 

そしてユーロでは2030年にはCO2排出量の規制値が60g/kmとなります。

年々厳しくなっていくんですよね。

なので、今はよくてもこの先は売れなくなる/売りたくない車も出てくるとも言えます。

 

単体でこれらをクリアするにはPHEVとBEV、つまりプラグインカーでないとクリアできません。

 

BEVはゼロエミッションなのでいいとして、

PHEVであれば・・

 

例としてプジョーの3008 PHEVシリーズを見てみましょう

 

2019年モデル(FL前)のデータを引用しますが、FFの1.6Lターボ180PS+モーター110PSの合計225PSの蓄電容量11.8kWhのPHEVでは49g/km。

AWDのハイブリット4で1.6Lターボ200PS+モーター110PS×2の合計300PSの蓄電容量13.2kWhのPHEVでは29g/kmとなっています。

 

 

これらのような構成であれば2030年の規制値をクリアできるわけなので、ユーロのメーカーはこの手のプラグインカーをどんどん進めているということです。

 

 

 

 

 

ちなみによくトヨタのハイブリットみたいなのが作れなかったからEVに云々‥みたいなことを目にしますが、

そもそもユーロでのトヨタのシェアは5.8%です。

※その5.8%全部がハイブリットではないのでご注意を。

 

それがそれだけ影響するとは思えませんよね。

 

そのトヨタのPHEVですが、カタログ値(WLTC)ではプリウスPHVは77g/km。

RAV4PHVで105g/kmぼCO2排出量です。

 

これでは2030年のユーロでの規制をクリアできないので、工夫が必要ですね。するんでしょうけど。

 

 

‥ということで、ユーロの事情はトヨタ云々のそれでは無く、パリ協定が原因ですね。

 

 

 

 

そんな感じですが、このような枠組みがそれぞれの経済圏でできています。

自動車の市場としてはユーロ・中国・アメリカが大きいので、それらの国がその流れであれば、自動車メーカー抗えないわけです。

グローバル社会ですからね。

 

なのでこれに対して開発が遅れているというイメージはネガな印象しか出ないので、各メーカーがやっきになって転換していっているわけですね。

 

 

もちろん結果的に雇用に影響は出るでしょうが、経済はそのような事の繰り返し。

既得権益を守るか?それとも新たな展開を進めそのシェアを確実にし成長と雇用を確保するか?

そのバランスが大事なんでしょうね。

 

 

 

ほんとプラスチックスプーン業界は頭抱えてると思いますよ。

 

 

 

ちなみに個人的には環境についてはメーカー・国でどうぞご自由に・・と思ってます。

ただRRベースのAWD/50:50/大トルク/内燃機離れした加速のEVには期待してます(笑

走行可能距離と充電速度の向上も2026年には目処がつきそうですし。

 

そういうのが出るまではもちろん内燃機ベースを楽しみますよ。

なので、電動化の進化については非常に楽しみです(笑

 

え?内燃機ベースのFFのEVはどうだって?   うーん、好きならどうぞ〜・・て感じ?

個人的には買う理由が無いです。

 

 

ということで、今日はここまで。

 

 

 

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時節柄、厚労省サイトのリンクを貼っておきます。

新型コロナについてはなによりもここを確認するのが間違いないと思われます。

 

 

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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