さて、昨日の疲れが全く抜けずに階段で腰が砕けそうになっている私ですが、
若い尾根遺産に誘われたら行く気だけはありますよ。
そんな感じですが、先日パサートさんのボンネットを磨きましたよ。
コンパウンドで。
今回はそれの話題。
ちなみに自動車って新車時の搬送時はボンネットやルーフにフィルム貼ってたりしますでしょ？
あれって微粘着の粘着材で止めてるんですよね。
その素材までは確認はしてませんが、そんな感じでしょう。
で、販売の時は普通は洗車しただけで引き渡しとなります。
コーティングなどを頼むとそれなりのことはしますけど、
まぁ、お察し。
で、その粘着材が残るのは言うまでもなく。
で、それが原因で雨が残りやすかったり汚れが乗って固着とかしちゃうんですよねぇ
なので、新車段階からほんとはそういうのを取っ払ったほうがいいのは間違いなく。
それらは程度問題はありますが、傾向としては間違いないです。
・・で、基本的に塗膜は３コート以上ありますが、光沢値をあげるのはトップコートのクリアの仕事。
このクリア上に汚れが乗って固着するんですね。
で、この汚れや水垢・イオンデポジットで表面の凸凹ができて平滑性がなくなって、
くすんだようになっちゃうわけです。
で、よくいう黄変ですが、これの多くはコーティングやワックス分の黄変が原因になっていることが多いです。
コーティングやワックスなどは膜となって存在しますが、それらにざっくりいうと樹脂が入ってます。
それが経年変化で黄変するってことですね。
で、そのワックスなどの上にも水垢などがつきます。
なので、ボディの研磨はクリアを削るというよりは、
付着した水垢類を削りおとす、そして古いコーティング類を剥がす作業がメインとなります。
で、まずは準備ですが
こういうのが要ります。
まずはコンパウンド。
普通にさらう程度なら仕上げ用でよいかと。
今わたしの在庫は３Mのスパコンダークです。
で、ポリッシャー。
これがなくてもできますが、労力と時間が半端なくなります。
で、鉄粉など刺さったものを除去するのにトラップ粘土
そしてメリヤスウエス。
これだけあれば間違いない作業ができますよ。
で、まずは下準備です。
大前提ですが、ボディが熱いときは作業ができませんよ。
触ってちょっとでも冷やっとしてる状態じゃないと何かと厳しいです。
で、
まずは作業前に汚れを落とします。
作業は部位ごとにやります。
全部一気にやるにはガレージがある環境じゃないとあきませんね。
で、
洗い流したあとに粘土でザラザラが減るように処理。
こんな感じで汚れが取れます。
これは水垢・鉄粉・しつこい汚れ・コーティングなどなどですよ。
この色を見たら車の黄変の原因がわかりますよね〜
で、
で、拭きあげてみたらこんな感じ。
見ての通り水垢・イオンデポジットまみれです。
で、
こういう白で抜けたようなところは鉄粉が刺さってます。
これは再度ねんどでペタペタ引き抜くように叩きます。
抜けたら白ぬけが消えますのでお試しあれ
で、
ポリッシャーが当たったらまずいところはマスキングしましょう。
ここはゴムですね。
表面が荒れるので当たらないほうがいいです。
さて、次はポリッシャーとなるわけです。
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ポリッシャーは結構重たいですし、パッドを地面につけたら使い物にならんので、
置き方には注意ですね。
で、パッドにコンパウンドを乗せて指で広げます。
たくさん付けると飛び散りますので、ちょっと足りないかな〜くらいでいいかも？・です。
ちなみにパッドは仕上げ用がいいと思います。
で、ワシワシかけていきます。
見ての通り、エッジ部分は強く当てないようにさらっとレベルでいいですよ。
何故か？
エッジ部分は塗膜が相対的に薄いです。
なのでやりすぎると、禿げます。
・・が、仕上げようのコンパウンドだったらよっぽどしつこくしつこくしつこくしつこく×８しない限り大丈夫だと思います。
でも原則的にはさらっとな感じが吉ですね。
輸入車、特にドイツメーカーの塗装だと塗膜の厚みがすごいので、結構遠慮なしでいってもいいかも？・・です。
自己責任でどうぞ（笑
で、わたしの場合ですけどね、
スパコンの場合は磨きまくってこの白い渦がほぼなくなるくらいまで追い込みます。
コンパウンドが残っている状態で拭きあげると大変ですし。
ちなみに個人的な経験則ではコンパウンドの痕がほぼポリッシャーで拭きあげているような状況になると、
濃色でもオーロラなど磨きムラがでにくいと感じてます。
で、
人通り磨いたらメリヤスウエスで拭き取ります。
メリヤスウエスってのは早い話、捨てる綿のTシャツみたいなもんです。
注意点はそのTシャツの縫い目の固いところはあらかじめ切り取ってやわらかいところだけ使うってこと。
固い縫い目があればそれで傷が入りますよ。
で、拭き取って表面の確認。
処理が甘いならやり直しってことですね。
この時の作業時間ですが30分もポリッシャーは当ててません。
ざーっとかけていって４回ほど繰り返したような感じですかね？
エッジの部分は頂点の左右がありますが、それぞれ２回ほどかけたイメージです。
そんな感じでこれら全てはコーティングのために下準備と思ってもらえばいいかと。
これの続きはまた次回。
さて、どうなるんでしょうね？
わくわくしといてくださいw
でわ
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