みなさん こんにちわ。
あるいは こんばんわ。
さて、世界の流れはBEVとなっていますが、その過渡期では内燃機モデルも販売され続けるわけで。
でも過渡期ですので、今までとは違い色々と絞って行く方向性で調整されていくわけです。
でもBEVをやっているメーカーが内燃機ユニットを減らしてやっつけ作業な車を作るわけではありません。
あ、中にはそういうメーカーもあるかもしれませんけどね。
面白いのはパフォーマンスモデルに「脱炭素がなければ起きなかった組み合わせ」が出てきたりも。
その代表的なものがAMGの2L4気筒のPHEVとも言えましょう。
ということで、新型C63AMGが発表されました。
V8を捨て直列4気筒の２LターボになったAMG C63・・と聞くと膝から崩れ落ちるオジ様たちがたくさん居そうです。
大排気量・多気筒信仰派であればそれは受け入れられないことかもしれませんが、新たな2LターボPHEVは想像以上にパフォーマンスに全振りしているユニットということがわかりました。
スペックは・・
・C 63 SE Performance はPHEV
・セダンとワゴンボディ
・2L 4気筒ターボ&電気モーター
・全輪駆動 4Matic+ 標準
・リアアクスル ステアリング標準
・電気駆動だけで最大13 km 走行可能
ということになっています。
・・が、その性能は・・
・エンジンは 476 馬力 を発生
・システム出力は 680馬力 /1020 Nm
・3.4 秒で 0-100 km/h
・最高速280 km/h (ワゴン 270 km/h)
と歴代C63 AMGを上回る加速力を持っていたりします。
他のスポーツカーでいえば
ポルシェ911GT3（2017）や911カレラS(992/2019)と同じです。
「やっぱりAMGはAMG」
そう思うわけですが、V8が4気筒になっているので、頭も軽くなっているはずなんですよね。
その意味では前後配分もより適正化されていると思われ、曲がりに対しても良い影響を与えていることが想像されます。
足もよく動きそうに思うわけですが、PHEV化で重量は増してます。
そのあたりが前後バランスが良くなって相殺されていると思うんですけどね。
リアアクスルステアリングも標準ですから、制御の介入もすごそうです。
ちなみに通常のCクラスよりもホイールベースは延長されており、幅広です。
そんな新型C63ですが、エンジンはAMG A45Sなどの横置きと基本同じ。
それを縦積みにして電動ターボチャージャーが組み合わされています。
リアにはモーターがあり2速ギアボックスを搭載。
そしてデフも電子制御でロックします。
それに4Matic+ですからその制御は複雑なのは容易に想像できますよね。
これらのことからPHEVでありながら、それらの能力はパフォーマンスに全振りされていることがわかるわけです。
・・が、一応電気だけで13km走れるとか（笑）
面白い配慮ですよね。
そしてインテリアですがしっかりAMG。
AMGパフォーマンスシートがスポーティですよね。
これはC43からありますが、こういう雰囲気作りがうまいなぁ・・と毎回感じます。
そいうことで、２LターボでPHEVなのにV8時代よりもえぐいC63。
ワゴンボディもあり何かと人気が出そうに思うんですが・・
ぶっちゃけデカくなりすぎてますよね（笑
でもEクラスよりは扱いやすいと思うので、その目線ではいいですよね。
価格もモリモリになりそうですが、まだ未発表ですのでどれだけ驚きの価格になるか？
楽しみです。
そして「２Lターボに1000万円超なんて！」という批判が出るまでが様式美ですよね。
ということで、動画貼っておきます。
本日はここまで。
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