みなさん こんにちわ あるいは こんばんわ。
さて、日本以外の世界はどんどん電動化が始まっており、そのスピードはどんどん加速していっています。
日本以外ではすでに乗用車は電気自動車にすることで決定。
それは「それができるのに、さらにわざわざややこしいメカをつけたり排ガスを出すのはナンセンスだから」ですが、
二番手の策として燃料電池は継続となってます。
つまり、結局ゼロエミッション なわけです。
で、燃料電池は普及するのか?・・ですが、これはまだまだ先の話。
なぜか?日本以外はインフラが壊滅的だから。
世界で一番水素のインフラが整っているのは日本ですが、その日本でもこの有様。
となれば、主流は電気になっていくことが肌感覚でわかると思います。
それらが一番進んでいるのはユーロ圏です。
でもドイツは日本と同様に自動車メーカーが多いので「選択肢が多い分だけ動きはスロー」になっていました。
それ以外の理由もあるんですが、それは後ほど。
しかし、ドイツのメーカーはBEVを展開しています。
なので、スローであっても明確に変化が出てきていました。
そして8月、その動きが加速してきました。
ということで、ドイツの2022年8月の新車登録の内容が出て来ましたので確認してみましょう。
はいこれ。
出典:CleanTechnica
はい、BEVが7月に14%だったのが、16.1%まで増えてきています。
2.1%のアップです。
一方、ディーゼルは約2%減となっています。
ガソリンは約1%減。
PHEVは0.9%プラス。
HEVは変わらず。
ディーゼルがBEVに置きかわり、ガソリンがPHEVに移行したように感じたりもしますよね。
そんな単純ではないんですが(笑
そしてそのBEVのランキングをみてみましょう。
出典:CleanTechnica
日本でも話題のテスラ モデルYがダントツですね。
で、それ以下に注目です。
フォルクスワーゲングループのBEVが多く出て来ています。
iD.4/5
iD.3
アウディ Q4 (=iD4兄弟車)
セアトBORN(=iD3兄弟車)
シュコダ エンヤック(=iD4兄弟車)
e-up!
アウディ e-Tron
これら全てVWグループです。
これらは一気に台数が増えているんですよね。
その理由はシンプルです。
今までは工場の生産量が少なかったんですよね。
これらは工場の整備や新設、半導体不足のあおりなどいろいろな事情が重なってたわけですが、
ここにきて生産量がどんどん増えているみたいです。
過去3ヶ月の生産数ランキングですが・・
この通り、フォルクスワーゲングループがドンと増えてます。
その結果が数字に出て来たということですね。
となると、今後のドイツ、ユーロ圏ではどんどんBEVが供給され台数も増えていくと思われ。
フォルクスワーゲンは2025年にテスラを販売台数で追い抜くことを目指していますが、
この生産台数を見ているとヨーロッパでは十分にありえる状況になっているのかもしれません。
ということで、パリ協定の取り組み開始であった2020年がBEV元年と言えるわけですが、
それから2年でフォルクスワーゲンは普及のスタート地点に立ったと言えましょう。
日本向けもこれでやっと割り当てありそうなので、色々期待したいところですね。
本日はここまで。
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