みなさん こんにちわ。
さて、世の流れはBEVです。
なんせ部品点数少なく共通パーツ多く、それでいてディーゼル以上の高トルク。
理想的な駆動方式を採用しやすく、マスが集中することでのコントロール性の素直さと前後重量配分も適正にしやすい。
そしてスペースの犠牲も少なく、電気も極端な僻地でなければ(ある意味)どこでも充電できて、大気汚染の心配なし。
そして部品点数が少ないことによる故障率の低下と車両自体のリサイクル率も上がるわけで。
え?水素?e-Fuel?
再エネ前提でのそれらの生成ならまだいいですが、現在のガソリンより高額になりますよ?
え?燃料電池?
ユニットの大きさから大型車ならいいんじゃないでしょーか?
そんな感じですが、この変革で大きく躍進しているのはご存知テスラ。
そして面白いのはアメリカ自動車メーカー(新興メーカー含む)の動き。
トランプ大統領時代にパリ協定離脱していたにも関わらず、パリ協定の取り組み開始である2020年に合わせてBEVを開発していたこと。
これらの動きからアメリカ自動車メーカーがこの機会に復権を狙っているように思いますが、韓国自動車メーカーの動きを見ても「そのチャンス」であるのは間違いないと思われます。
コロナで「新たな生活様式」が提唱され実行されましたが、BEVもある意味同様の変化が伴うモノなので、確かにチャンスですよね。
テスラの成長著しいのがその証拠とも言えましょう。
つまり、「内燃機ではイマイチ」なイメージだったメーカーもBEVで飛躍する可能性があるということです。
例えばキャデラック。
すっかり日本では存在が薄くなってしまいましたが、BEVで新たな価値感が付与され、世界で勢いを盛り返す可能性があります。
そのモデルの一つがこの車。リリックです。
現在フィールドテスト中なこの車、2022年に製造開始と言われています。
バカでかいSUVに見えますが東京都内ではランボウルスやQ8、ベンテイガやマイバッハGLSがバンバン走っているので、
その層には問題がないサイズといえましょう。
このリリック、テストも順調らしく80%程度検証は終わっているらしく、この車両が販売されたらこれで使われているGMのUltimumプラットフォームベースのBEVが順次出てくると予想できます。
GMってことはホンダもこれに違う形で絡むわけなので、その動きに注目なわけですが、
そうなると展開も期待できそうでしょ?
・・といううことでリリックの生産モデルはこのようなスタイルです。
うん、これ見て「俺はOHV V8がいいんだ!」と叫ぶアメリカ人の姿が容易に創造できますね。
もちろん「最高のキャデラックだ!」という層もあるんでしょう。
そんなリリックは340PSで後輪/全輪駆動、そして50:50の重量配分でAWDモデルの走行可能距離は約480km。
2022年に生産が開始されるということですが、これでテスラの立ち位置がどのように変化していくのか?
ある意味楽しみですね。
本日はここまで
時節柄、厚労省サイトのリンクを貼っておきます。
新型コロナについてはなによりもここを確認するのが間違いないと思われます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html