みなさん こんにちわ。
あるいは こんばんわ。
さて、本日はメルセデスベンツの電気自動車のお話です。
といってもリコールの話。
さて、メルセデスの電気自動車といえば現時点では日本未導入のEQS/EQEでしょう。
電気自動車専用のMEAプラットフォームのこの車は内燃機プラットフォームベースの電気自動車モデルとは違い、あらゆる面で適正化されています。
・・ので、電気自動車として最大限の性能を発揮できるモデルと言えましょう。
その2モデルでリコールが発生しています。
その内容ですが、「特定の車両でフロントもしくはリアバンパーの牽引装置のネジ山が仕様を満たしていない可能性がある」というもの。
最近の車はバンパーに蓋があってそれをあけて牽引フックを取り付けるようになっているものが多いですよね。
輸入車は特に。
で、そのネジ側がフック側のネジ切り部分、つまり首下の長さより短い可能性があるんですって。
つまりネジの首下が10mmなのに受け側が5mmしか切ってなかった・・そんなイメージなんでしょうね。
ネジはハマれど噛み合いの部分が浅く、牽引フック側が奥まできっちり入らず、結果、ネジ接合の緩みを排除できないのでリコールになった・・と。
なんとも真面目なリコールです。
この部分て貫通ナットで作ることが多いように思うんですが、その場合は深さが足りないという理解になると思うんですが、上記のような説明と対策は再加工なので先のネジを切っている深さが足りてないと見るのが正しいんでしょうね。
対象はEQEが2021年2月~2022年3月までの製造分。
EQSも同様の時期の製造分となっています。
対象の台数は7896台。
意外と多く出回っている印象ですよね。
内、ドイツは4182台です。
対処はサービスで確認。もしそうなのであれば再加工、つまりタップを使って不足分のネジ山を作るということすね。
そんな感じですが、このケース、日本ではリコールになるんでしょうか?
命に直接的に関わらないヤツはサービスキャンペーンになる傾向がありますからね。
ということで、珍しいリコールの話でした。
アメブロも書いてます。